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表1
【表1】アイソトープ治療後に妊娠・出産した症例
症 例 年 令 TRAb
高感度
[単位:%]
TRAb
従来法
[単位:%]
TSAb
高感度
[単位:%]
TSAb
従来法
[単位:%]
出 産 T4投与 RIから妊娠
までの期間
RIになった理由
1 31 28.5   272   H15年5月出産予定 妊娠中のみ 18ヶ月 RI後再発
2 26 43.8 21 311   H15年4月出産予定 なし 19ヶ月 MMIにて肝障害
3 28   16.4 276   正常出産 妊娠中のみ 9ヶ月 PTUにて顆粒球減少症
4 30 25.5 4.8 98   流産10週 なし 14ヶ月 PTUにて肝障害
5 27 73.1 47.3     正常出産 妊娠前から服用 14ヶ月 RI後再発
6 35 2.8   253   正常出産 なし 11ヶ月 MMI中止後再発
7 29 31.8 7.4 430 416 H15年3月出産予定 妊娠中のみ 16ヶ月 術後再発
8 36 18.1   125   正常出産 妊娠中のみ 26ヶ月 PTUにて顆粒球減少症
9 30   0.1 160   正常出産 妊娠前から服用 9ヶ月 PTUにて肝障害
10 28   16.3     正常出産 妊娠中のみ 3ヶ月 PTUにて肝障害
「T4」=チラーヂンS 「RI」=アイソトープ治療 「MMI」=メルカゾール 「PTU」=チウラジールまたはプロパジール
正常値:TRAb高感度(%) 20%未満、TRAb従来法(%) 10%以下、TSAb高感度(%) 180%未満、TSAb従来法(%) 180%未満
TRAb, TSAb値は妊娠後期のものである。
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