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表4
【表4】術後症例の頻度
報告者 症例数
[女/男]
年 令
[単位:才]
治療前甲状腺重量
[単位:g]
摂取率
[24時間]
投与量
[単位:mCi]
投与量
[単位:μCi/g]
投与回数 観察期間
[単位:月]
縮小率
[単位:%]
甲状腺機能低下
症になった比率
[単位:%]
出 典
超音波:E
シンチ:S
MRI:M
Kay TWら
(オーストラリア)
1988 14
[12/2]
59
(31〜81)
首の回りを測定 記載なし 45
(20〜100)
200〜400 1回 42.4
(12〜156)
首回りで比較a 21b Am J Med 1988; 84: 19-22
Hegedus Lら
(デンマーク)
1988 25
[24/1]
56
(41〜79)
73.2±6.4:E 記載なし 15
(6.6〜27.6)
100 1回c
(22例)
12 59 9 BMJ 1988; 297: 661-2
Verelst Jら
(ベルギー)
1990 15
[11/4]
62〜86 175±13:S
(106〜252)
43±5
(9〜69)
32±3
(20〜50)
75〜100 1回 24
(6〜156)
39
(15〜63)
30 Acta Endocrinol (Copenh) 1990; 122: 417-21
Nygard, Bら
(デンマーク)
1993 69
[62/7]
57
(30〜83)
74:E
(21〜296)
記載なし 15d
(4〜30)
100e 1回f
(56例)
60 50-60 22 BMJ 1993; 307: 828-32
Huysmans, DAら
(オランダ)
1994 19
[16/3]
66±14 269±153:M 40±15
(24〜72)
70±28 100 1回 12 40±15
(19〜68)
不明g Ann Intern Med 1994; 121: 757-62
Wesche, MFら
(オランダ)
1995 10
[10/0]
48
(40〜74)
88±14.9:E 記載なし 20
(14〜65)
記載なし 1回 26
(12〜68)
48h 44.4i Eur J Endocrinol 1995; 132: 86-7
Le Moli, Rら
(オランダ)
1999 50
[48/2]
記載なし 82:E
(17〜325)
記載なし 27
(12〜90)
119
(16〜424)
1回j
(40例)
41
(24〜115)
49 48k Clin Endocrinol 1999; 50: 783
Bonnema, SJら
(デンマーク)
1999 23l
[21/2]
67
(42〜86)
311±28:M
(100〜703)
48.6±16.7 61.6
(26.7〜124.9)
150 1回 12 33.9
(13.5〜61.4)
22 J Clin Endocrinol Metab 1999; 84: 3636-41
Wesche, MFら
(オランダ)
2001 32
[31/1]
49±14 60:E
(17〜198)
26
(15〜58)
24
(12〜90)
120 1回 24 44
(16〜94)
45m J Clin Endocrinol Metab 2001; 86: 998-1005
a 少なくとも1.5cm以上の縮小がみられた場合を有効とした。12例中10例で有効。平均2.4cm、最大5.5cm。
b 21%のうち14%は潜在性甲状腺機能低下症。
c 2例では2回投与した。
d これは1回投与例の場合。
2回投与例:1回目16.5(6.8〜25)/2回目20(6〜25)
4回投与例:1回目21.6/2回目15/3回目15/4回目20
e 一回投与量の上限を30mciとしたので、実際には100μCi/g以下の症例が18例あった。
f 2回(12例)
3回(1例)
g 治療後全員甲状腺ホルモン剤を投与していたため。
h 9例の1年後の平均。
2年後59%(5例)。1例は効果なく、手術になった。
i 潜在性甲状腺機能低下症
j 2回(9例)
3回(1例)
k 24例中13例は潜在性甲状腺機能低下症。
l 8例は甲状腺機能亢進症があり、そのうち6例は抗甲状腺剤にて治療中、8例は潜在性甲状腺機能亢進症、残り7例が甲状腺機能正常。
m 45%のうち10%は潜在性甲状腺機能低下症。
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