| 【表2】ヨード欠乏地域以外からの多数例の研究のまとめ | 
         
         
           
            
               
                 
                  
                     
                      | 主要な所見 | 
                      年 | 
                      主な文献 | 
                      研究方法 | 
                     
                     
                      | 甲状腺機能低下症女性の生殖能異常a | 
                      1962 | 
                      アメリカ(20,26,27) 
                        ベルギー(4) | 
                      母親のBEI(ブタノール抽出ヨード)、T4、フリーT4、TSH  | 
                     
                     
                      | 妊娠初期の低T4血症に関連した生殖能異常 | 
                      1995 | 
                      アメリカ(22) | 
                      フリーT4、TSH | 
                     
                     
                      | 母親の低T4血症は児の知能指数と関連がある:妊娠中に母親を治療することで予防できる | 
                      1967 | 
                      アメリカ(18-21,28,29) | 
                      児の7歳児の知能指数:治療例と未治療例、母親のBEI(ブタノール抽出ヨード)との比較 | 
                     
                     
                      | 妊婦の抗TPO抗体は児の低知能指数と関係がある | 
                      1995 | 
                      オランダ(23) | 
                      児の知能指数、母親のT4、FT4、TSH、抗TPO抗体 | 
                     
                     
                      | 精神神経運動の発達は妊娠初期の低フリーT4血症(低い方の10%以下)と関連しており、TSH、抗TPO抗体、妊娠後期のフリーT4値とは関連がない | 
                      1999 | 
                      オランダ(3,24) | 
                      生後3週間から2歳までの精神運動および知能発達、フリーT4、TSH 、抗TPO抗体 | 
                     
                     
                      | 妊婦の血中TSH値増加(高い方の98%以上)と児の神経生理学的機能障害は関連する | 
                      1999 | 
                      アメリカ(1) | 
                      妊娠中期に血中TSH値増加(高い方の98%以上)のみられる母親から生まれた児の知能指数 | 
                     
                   
                 | 
               
               
                | a:自然流産、早産、出産時の合併症、周産期死亡、先天性奇形の増加 | 
               
             
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