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表2
【表2】バセドウ病の治療
治 療 投与量 副作用
抗甲状腺剤
・カルビマゾール
・その代謝物メチマゾール
・プロピールチオウラシル
甲状腺ホルモンが正常になる毎に投与量を減ずる(漸減療法)、決まった量の抗甲状腺剤(例えばメチマゾール 30mg/日またはカルビマゾール 40mg/日)と甲状腺機能低下症を防ぐために甲状腺ホルモン剤を一緒に投与する(「ブロック−補充」療法) [軽い副作用]
発疹、蕁麻疹、関節痛、発熱、食指不振、吐き気、味覚障害、嗅覚障害
[重大な副作用]
無顆粒球症、血小板減少症、急性肝壊死、うっ滞性肝炎、ループス様症候群、血管炎、インスリン自己免疫症候群
放射性ヨード療法 通常、触診の重量で投与量を決める、しかしヨード摂取率で投与量を計算して量を決める場合もある。 [一過性または永続性甲状腺機能低下症]
[甲状腺眼症の悪化]
[放射線性甲状腺炎]
[副甲状腺機能低下症]
[子供への過剰投与]
[甲状腺クリーゼa
甲状腺亜全摘術
準甲状腺全摘術
[甲状腺機能低下症]
[麻酔での合併症]
[副甲状腺機能低下症]
[反回神経損傷]
[出血]
[喉頭浮腫]
a:この放射性物質を投与された患者は尿を適切に排泄しなければならない。
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