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表4
【表4】甲状腺機能低下症に対して妊娠中治療していた妊婦、未治療であった妊婦、コントロール妊婦の子供の神経心理学的試験の結果※1
試験名 治療中の甲状腺機能
低下症妊婦から生ま
れた子供(14人)
p検定
※2
未治療甲状腺機能低
下症妊婦から生まれ
た子供※3(48人)
p検定
※4
コントロール妊
婦から生まれた
子供(124人)

−−−−
WISC-III IQスコア 111 0.20 100 0.005 107
WISC-III IQスコア
85以下
[単位:%]
0 0.90 19 0.007 5


WISC-IIIスコア 103 0.80 97 0.03 102
連続集中力試験
8以上
[単位:%]※5
50 0.01 33 0.04 19


言語発達
試験スコア
言語の発音 10.5 0.60 10.0 0.60 10.2
言語の識別力 11.4 0.90 10.3 0.02 11.4
WISC-III言語IQスコア 111 0.30 101 0.006 107




PIAT-R認識力スコア 101 0.80 95 0.05 100
PIAT-R理解力スコア 105 0.40 96 0.09 101
学校生活での問題児[単位:%]※5 29 0.08 21 0.09 11
落第率[単位:%]※5 7 0.50 8 0.3 4


−−
−−
視覚-運動調整スコア 102 0.30 94 0.1 97
WISC-III行動IQスコア 109 0.30 99 0.01 105
ペグ板
試験スコア
利き手※5 79 0.40 88 0.06 83
非利き手※5 87 0.70 96 0.04 89
※1= WISC-IIIはWechsler Intellogence Scale for Children(3版)を、PIAT-RはPeabody Intelligence Achievement Test, revised(改訂版)の略である。
※2= このp検定は治療妊婦からの子供と未治療妊婦からの子供の比較である。
※3= 以前に治療を受けていた妊婦が一人いたが、妊娠中は無治療であった。
※4= このp検定は未治療妊婦からの子供とコントロール妊婦からの子供の比較である。
※5= 高いほど問題があることを意味している。
0 p検定は0.05以下のとき、有意の差があると判断する。
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