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196

No.196 女・31歳
はじめまして。

平成8年5月に長女を出産しました。早産(8ヶ月)で長女は甲状腺機能亢進症でした。そこで、私の検査をしたところ、

【H8.06】
T3=3.4
T4=1.1
TSH=1.6(以上正常範囲内)
抗TPO抗体=220(基準<0.3)
甲状腺刺激抗体=5519(基準<145)
抗サイログロブリン抗体=38(基準<0.3)
TSHレセプター抗体=57(基準<10)

との結果になり、再検査をしたところ、

【H8.10】
T3=1.8
T4=0.5
TSH=224.4
抗TPO抗体=450
甲状腺刺激抗体=1390
抗サイログロブリン抗体=73
TSHレセプター抗体=45

となり、甲状腺機能低下症と診断され、チラージンSを飲み始めました。
その後、T3、T4、TSHは正常範囲に入りましたが、TSHレセプター抗体は20で、甲状腺刺激抗体は下がりましたが、ここ半年ほどは600〜700で変化ありません。現在、チラージンS25を一日3錠飲んでいます。

このまま、この薬を飲みつづければ治るのでしょうか。
また、第二子を産んでも大丈夫でしょうか。主治医の先生は、覚悟を決めれば産んでもいいと、おっしゃっていましたが…。

よろしくおねがいします。
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Oyaji's reply
  1. 胎盤を通して、甲状腺刺激抗体が赤ちゃんの甲状腺を刺激していたようですね。
    これは、新生児一過性甲状腺機能亢進症といって、あなたから移行した甲状腺刺激抗体が消える4〜5ヶ月間は続いたはずです。その間、抗甲状腺剤を赤ちゃんは飲んだでしょう?今は、もう治っていると思いますよ。
  2. 刺激抗体と阻害型抗体の2種類を持っておられますね。平成8年6月は丁度2つの抗体の量が同じで、あなたの甲状腺機能は正常だったんでしょう。平成8年10月には、阻害型抗体が優位になったんでしょうね。それで、甲状腺機能低下症になったんでしょう。基本的には、バセドウ病です。バセドウ病の人は、このように刺激型と阻害型を同時に持っていることがあります。その抗体のバランスでバセドウ病になったり、甲状腺機能低下症になったりするのです。あなたの場合は、今後は反対に、甲状腺機能亢進症になることもあり得ます。そのときは、甲状腺ホルモン剤は中止して、抗甲状腺剤を飲むことになります。バセドウ病という病気自体は、一生の病気です。しかし、クスリは飲まなくてもよくなるかもしれません。気長に考えてください。
  3. 出産は大丈夫です。ちゃんと専門医に診てもらっていれば、問題ありません。赤ちゃんに刺激抗体もしくは阻害型抗体が移行しても、産後4〜5ヶ月もすればよくなりますので。心配ありません。
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