[図1]悪循環のエスカレートの生化学的根拠

[図2]脳の甲状腺系制御

[図3]うつ病予防に関する甲状腺ホルモンの役割

[図4]甲状腺ホルモンと脳内化学作用の調節

[表6]よく使われる抗鬱剤とその副作用

選択的セロトニン再取り込み阻害剤(SSRI)
薬剤商品名多い副作用
フルオキセチンプロザック®吐き気、頭痛、神経質、不眠、疲労、および性的問題
セルトラリンゾロフト®
パロキセチンパキシル®
フルボキサミンルボックス®
三環系抗鬱剤
薬剤商品名多い副作用
アミトリプチリンエラビル®尿閉、便秘、口腔乾燥、視野がぼやける、体重増加、性的機能障害、日光過敏症、立ったり座ったりする際のめまい、鎮静、心律動の問題
ノルトリプチリンパメロール®
イミプラミントフラニル®
デスプラミンノルプラミン®
ドキセピンシネクアン®
非定型抗鬱剤
薬剤商品名多い副作用
ミルタザピンレメロン®鎮静、体重増加、めまい、口腔乾燥、便秘
ベンラファキシンエフェクソール®拡張期血圧上昇とSSIRの副作用増大
ブルプロピオンウェルブチリン®不安興奮、不安、不眠、頭痛、てんかん発作(希)
トラゾドンデシレール®鎮静、吐き気
ネファゾドンセルゾン®鎮静、神経質、睡眠障害
MAO(モノアミンオキシダーゼ)阻害剤
薬剤商品名多い副作用
フェネルジンナルディール®睡眠の問題、高血圧、性的問題、体重増加、(およびもっとも危険なものとして)他の薬剤や一部の食物と生命を脅かすような相互作用を起す。
トラニルシプロミンパルネート®
セレジリンエルデプリル®

[図5]健康の輪

スタート

早期に診断を受ける。

エストロゲン補充療法を受ける

  • 認知能力の改善
  • 認知症の予防
  • 気分の改善

甲状腺機能の変化を来たすのでヨードの過不足を避ける

抗酸化剤を飲む

  • 甲状腺ホルモンが効率的に作用するようにする
  • 加齢に関連した脳の損傷を防ぐ
  • 甲状腺を自己免疫反応と損傷から守る

血圧のコントロール

高血圧は血管の病気を起こし、認知能力の障害加速する。

すぐにホルモンバランスの乱れを直す

ローラーコースターのような治療を避ける。

コレステロールレベルのコントロール

  • 高コレステロールは血管の病気を起す。
  • 低すぎると認知障害やうつ病、自殺、暴力などを起す。

甲状腺ホルモンバランス保持

TSH=0.5~2.0ミリ国際単位

長引くうつ病やストレスを避ける

  • ストレス管理
  • T4/T3プロトコール
  • 必要ならば抗うつ剤治療を受ける
  • カウンセリングと心理療法

支えと理解を得る

  • 家族から
  • 友人から
  • 職場で

体重のコントロール

  • よく考えて運動する
  • 低脂肪/高タンパク、セロトニン強過食(精製糖を減らし、複合炭水化物を多く摂る)