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亜急性甲状腺炎
  もっと詳しく知りたい方は病気別参考リンク:亜急性甲状腺炎をご覧ください。
甲状腺に痛みがあれば、亜急性甲状腺炎です。
原因はウイルスと考えられています。しかし、実際にウィルスの存在を証明した研究はありませんので、今のところ原因不明の病気です。
熱が出て、喉が痛くなるので、風邪と思い耳鼻科などを受診することがあります。
甲状腺の組織が炎症のために破壊されて、甲状腺内に溜まった甲状腺ホルモンが血液中に漏れ出て、一時的に甲状腺ホルモンが高くなりますが、治療ですぐ正常になりますから心配ありません。ただ、破壊された甲状腺組織が回復するのに時間がかかることがあります。
この間は甲状腺ホルモンを作る能力が落ちますので、一時的に甲状腺ホルモンが低くなることがありますが、そのうち正常に戻ります。希に、甲状腺組織が破壊されて回復しない人がいます。この場合は、甲状腺ホルモン剤をずっと服用しなければいけません。
症状が軽い場合の治療はアスピリン、ひどい時は副腎皮貿ホルモンが使われます。10人中2〜3人ではクスリを減らして行くときや中止した後にまた痛くなることがあります。そのときは、クスリを増やすかまた飲み始めます。一旦治ると、もう二度とかからないと考えられていましたが、100人中2人は、またかかることが分かりました。
最近の研究ではこの病気が治った後、海草類を取り過ぎると、甲状腺機能低下症になると言われています。
熊本に開業してから8.5年間に175例の亜急性甲状腺炎の人を治療し、163例に副腎皮質ホルモンを使用しました。残り12例はアスピリン(バファリン)で治療しました。アスピリンを使用する例は、副腎皮質ホルモンを使用できないとき(糖尿病、胃潰瘍、十二指腸潰瘍の既往や副腎皮質ホルモンの副作用がでたとき)、軽症の場合などです。
. Dr.Tajiri's comment . .
. この病気を、より詳しく知るために亜急性甲状腺炎を参考にしてください。 .
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