私の祖母がバセドウ病のため甲状腺の摘出をしたのは、祖母が非常に若い時でした。そして、手術は冬になるまで待たなければならなかったと言うのです。それはどうしてですか。また、私は夏の終わり頃に手術が受けられると言われたのですが、これはどうなのですか? |
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その当時は、手術を行う前に患者の甲状腺中毒状態を確実にコントロールすることは容易ではなかったのです。おそらく、あなたのおばあさんは入院し、約10日間ルゴールのヨードを投与されたものと思われます。そして、脈拍、特に夜間睡眠中のものが記録されたと思われます。また、手術を安全におこなうため、体重を増やす必要もあったのでしょう。さらに、暑い最中より寒い時期に手術を行う方が安全であることもわかっていました。今日では、術前処置はもっと安全に行うことができるようになり、あなたの甲状腺の活動し過ぎの状態が適切にコントロールされるまで手術は行われないはずです。 |
産後に出血があり、下垂体に損傷を受けました。これは元に戻るのでしょうか? |
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損傷が軽度であれば、回復することもあります。しかし、出血がひどかったのであれば、回復のチャンスはまずないでしょう。 |
最初にシーハン症候群と言われ、今では下垂体機能低下症と言われます。これは同じものなのですか? |
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そのとおりです。リバプールの故シーハン教授が出産後の出血と後に起こってくる下垂体不全との間の関連性を最初に記載したのです。 |
これらの錠剤を生涯飲み続けなければならないのですか?大変な費用がかかりますか? |
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女性ホルモンの錠剤は65歳かそこらでやめてもいいのですが、コルチゾンとサイロキシンは生涯飲み続けなければなりません。イギリス国民健康保険サービスでは、内分泌機能不全に対する薬は患者に無料で与えられますので1銭もかかりません。他の医療保健システムでしたらいくらか払わなければならないかもしれませんが、これはそんなに高価な薬ではありませんし、健康な状態を保つために欠かせないものです。 |