質問と回答集 >
甲状腺全般

もし私に甲状腺腫があるなら、それは癌を意味するか?
多分、違うであろう。
甲状腺癌は非常に希であり、その他に甲状腺の腫大を起こす非常に多くの悪性でないものがある。
自己免疫疾患とは何か?
それは、ある器官や組織があなたに属さないという間違った考えを得て非自己と認識し、それを取り除こうとする免疫系の障害である。
自己免疫疾患では、私の体はどのようにして非自己細胞を取り除こうとするか?
自己抗体がつくられて非自己細胞を攻撃する。
自己抗体は常に破壊的ですか?
いいえ、時々、それらはあなたの甲状腺を刺激して甲状線機能亢進症(バセドウ病)をひき起こす。

何度も採血されますか?
一度か二度程度採血するだけです。一回の採血で、沢山の項目の検査ができます。採血はさほど痛いものではありません。
もし、甲状腺機能異常があるときはどのようにして調べるのですか?
症状や診察で分かるかもしれないが、多分血液検査で、血中TSHとFT4をみるでしょう。
甲状腺機能こう進症があれば、T3を測るかもしれません。
甲状腺中毒症は甲状腺の働きすぎや甲状腺機能こう進症と同じ事ですか?
はい。それらの言葉は全て甲状腺が沢山の甲状腺ホルモンを作っていることを示します。
もし、ヨードシンチ検査を受けたときは甲状腺癌を持っていることを意味しますか?
違います。
甲状腺自己抗体とは何ですか?
甲状腺細胞に影響を与える体の中で作られる化学物質です。それらは、甲状腺細胞を破壊したり刺激します。
シンチ検査を受けたら不妊になりますか?
全く心配ありません。被爆量は胸部レントゲンのときより少ない。
なぜ甲状腺機能こう進症の原因を詳しく調べるのですか?
それは原因によって治療が異なるからです。
外来で針生検をするように言われたが大丈夫ですか?
針生検は安全で簡単ですので外来で十分です。
X線検査はあまり受けない方がいいですか?
X線検査は甲状腺疾患ではあまり重要ではありません。

甲状腺腫があるとはどういう意味ですか?
甲状腺腫は甲状腺の腫れを意味します。
それは、甲状腺癌をもつということですか?
違います。多くの場合は、癌ではありません。
何故、甲状腺が腫れるのですか?
今のところ、はっきり分かってはいません。それの原因について今研究中ですが、数種類の原因があるようです。
今後、みにくいほどに大きくなりますか?
みにくい?そんな言葉は使うべきでありません。ほとんどの場合、他の人はあなたの首には気付かないでしょう。これ以上大きくしないで縮める治療を始める良い機会です。

私の祖母がバセドウ病のため甲状腺の摘出をしたのは、祖母が非常に若い時でした。そして、手術は冬になるまで待たなければならなかったと言うのです。それはどうしてですか。また、私は夏の終わり頃に手術が受けられると言われたのですが、これはどうなのですか?
その当時は、手術を行う前に患者の甲状腺中毒状態を確実にコントロールすることは容易ではなかったのです。おそらく、あなたのおばあさんは入院し、約10日間ルゴールのヨードを投与されたものと思われます。そして、脈拍、特に夜間睡眠中のものが記録されたと思われます。また、手術を安全におこなうため、体重を増やす必要もあったのでしょう。さらに、暑い最中より寒い時期に手術を行う方が安全であることもわかっていました。今日では、術前処置はもっと安全に行うことができるようになり、あなたの甲状腺の活動し過ぎの状態が適切にコントロールされるまで手術は行われないはずです。
産後に出血があり、下垂体に損傷を受けました。これは元に戻るのでしょうか?
損傷が軽度であれば、回復することもあります。しかし、出血がひどかったのであれば、回復のチャンスはまずないでしょう。
最初にシーハン症候群と言われ、今では下垂体機能低下症と言われます。これは同じものなのですか?
そのとおりです。リバプールの故シーハン教授が出産後の出血と後に起こってくる下垂体不全との間の関連性を最初に記載したのです。
これらの錠剤を生涯飲み続けなければならないのですか?大変な費用がかかりますか?
女性ホルモンの錠剤は65歳かそこらでやめてもいいのですが、コルチゾンとサイロキシンは生涯飲み続けなければなりません。イギリス国民健康保険サービスでは、内分泌機能不全に対する薬は患者に無料で与えられますので1銭もかかりません。他の医療保健システムでしたらいくらか払わなければならないかもしれませんが、これはそんなに高価な薬ではありませんし、健康な状態を保つために欠かせないものです。

祖母は20年前に粘液水腫をわずらったと言っています。祖母はサイロキシンで治療を受けています。今、私は甲状腺が活動し過ぎの状態です。これには何か関係があるのでしょうか?
おそらくあると思われます。おばあさんとあなたのどちらも、種類は違いますが、自己免疫性の甲状腺疾患にかかっています。そして、これは家族内に遺伝する傾向があるのです。
私は50歳ですが、何年も橋本病を患っています。今、アジソン貧血にかかっていると言われました。次に何が起こるのでしょうか?
その他の自己免疫疾患が発病する確率は非常にわずかです。

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